豊かな自然と田園に囲まれた北区の大沢町。神戸でも有数の農業地域では、日本のほかの農業地域と同様に、近年、人口の減少、高齢化の進行、農業の担い手不足などの課題を抱えています。 そこで大沢町では、例えば大沢コンパクトタウン研究会を立ち上げ、自分たちのまちを見つめなおし、その個性や特長を再認識。これをいかしたまちづくりに取り組んでいます。夏の名物イベントとなった「どろんこバレー」や「しろんと綱引き」、昨年から始まった「大沢農業塾」、さらに今年からは大沢の名所・旧跡をめぐる「ポイントラリー」を始めるなど、さまざまな仕掛けを行っています。 多くの人に大沢に訪れてもらい、都市部の市民や他地域との交流を図るとともに、新たな農業の担い手、大沢のサポーターづくりを行うなど、地域のにぎわいづくり、活性化に向けた取り組みを進める大沢のみなさん。 番組では、光山寺の市民公園づくり、そしてポイントラリーと農業塾を紹介。実りの秋をむかえた美しい大沢の風景とともに、住民の熱い取り組みをご覧ください。